恋の始まり

2003年10月3日
「五時くらいからならお茶できるけど
 お母さんは忙しい時間かな?」
と急なお誘いのメールがきた。
「貴重なお時間を使わせちゃ悪いです」
と素直じゃないメールを送った。
「どちらにみえますか?」
と聞くと
「知立のバイク屋さん探してる。来る?」
「一目だけでも逢いたいです。」
という事でバイク屋に行った。
駐車場には彼のポルシェ。
並べて車を停めるだけでドキドキしちゃう。
店に入ると店員さんと話してる彼がいた。
私に気がつくと、ちょっと片手をあげてくれた。
彼は店員からバイクの説明をうけてて、私はなんだか暇になっちゃった。
もう一人の店員さんがそんな私に話しかけてくれ、カタログまでくれた。
私も13年前まではバイクに乗っていたから
興味もあるし、本当はめちゃ乗りたい。
でも、自営で仕事してるし、子供の事もある。
もしもの事をかんがえると、やっぱり乗れないかなって思ってた。

バイク屋を出て、二台で移動。
近くのコーヒーショップでしばしのデート。
ほんの一時間、他愛無い会話をたのしんだ。
帰り際、「カタログ見たら乗りたくなるでしょ?
大型取ったら一緒にのろうね。」
う~ん、この笑顔とペースに巻き込まれそう。
でも、心地いいのは何だろう。

別々の車での帰り道、彼からのメールが来た。
「また逢ってくれる?」
「こちらこそ、今度車に乗せてくれますか?ちょっとだけ距離が近くなる気がするから」
「OK!距離なんてないよ。」
またドキドキさせられちゃった。

何処まで本気で何処からが冗談なのかわからないけど
私の心はあなたで満たされていってます。

もし、こんな私でも願っていいのなら、
あなたがほんのひとときでも
私を愛してくださる時が来る事を
ほんのちょっとだけ
心の片隅で祈ってしまっていいですか?

いつかあなたのぬくもりを
ほんの少し感じられる距離まで
近付いてしまっていいですか?
あなたは私を
受け止めてくれますか?

「好き」という言葉を告げられる程
またお互いを知らないけど
「必要」と思える今を大事にしたい。
あなたがほんのひとときでも
私だけに笑顔をむけてくれる時間は
今の私の宝物なのです。


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