ほんの少し

2004年12月15日
「お前、がんばってるなぁ。たいしたもんだよ、お前は」
何年か前、ちょっとお茶したりしてた人。
どん底から這い上がり、今会社を二つ作った。
私はそんなハングリー精神のある人が好きだ。
今回、私が買ったマンションのリフォームを頼んだ。
ボロの古いマンションを見た後、打ち合わせをしながら食事をした。といっても、近所の中華だけど。
いろんな事情を聞いて「オレにまかせろ」と言ってくれた。
見積もりも、ほとんど原価に近い金額。
お風呂のユニットはこだわってホテル仕様のジャグジー付きになるらしい・・・
出会った頃も「よく頑張ってるなぁ」って言ってくれたっけ。

離婚するにあたって、私は旦那に負担をかけない為に
自分で住む家を買った
もし、私が事故や病気で死んでしまっても
子供が住める場所がほしかった
賃貸なら翌日からきっと困るだろう・・・
お金は保険でなんとか食べていけるくらいはまかなえるだろう
あと、暮らす知恵、例えば掃除、洗濯はもう教えてある。あとは食事の作り方を少しずつ教えていこうと思った。

旦那にはまかせられない
一緒にいたら子供たちが彼の価値観の中で育ってしまう事の方が問題だと思う
だから、死んでも子供が主人と一緒に暮らさなくていいように
一緒に暮らしても価値観が歪まないように
そんな思いで別れる決心をした

引っ越しが終わったら
旦那のマンションを彼に返し
「今までありがとう」と満面の笑顔で離婚届けを渡したい
もうこれ以上貢ぐことはできない事を理解してもらう為に

きっといつか、素敵な人が見つかって
幸せになる権利は彼にもある
私には子供たちがいて
そのかけがえのない二人の為に頑張れるから
もう恋はしないんだ

そんな話をしたっけ

今日の打ち合わせの電話の時
ふっと言われた言葉。

認めてくれる人がいるんだって思ったら
すこし泣けた。
「人生、捨てたもんじゃない」
そんな言葉が頭をよぎった。

ひーくん、感謝です。

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