三年後

2005年4月21日
「一緒に暮らそう」そう言ってくれた。
じっくり時間をかけて、ゆっくりと作っていこう、
二人の関係を・・・。

知的障害のある息子さんが二十歳になる時が
彼にとっての区切りになっている。

私は・・・・
ただ、目の前の出来事を
冷静に、着実に、一つずつ、ゆっくりと
ただ淡々と片付けていこうと思う。
もしもあなたとの三年後がなかったとしても
そうするしかないのですから。

でも、その言葉だけで十分幸せなのですから。
その言葉だけで、私は今立っていられるんですもの。

三年後は、それがなくても立っていられる自分でいたい。
あなたに負担をかけないために。
あなたを傷つけないために。
大切だからこそ
私は一人で歩ける人になろうと思う。

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