バイクのおかげであの方と仲良しになってる。
あの方から自分のご自慢のバイクの写真を送ってきた。
「カスタムもたのしいよ。」だって。きっと私のバイクにもあれこれ言うんだろうな・・・。
「全身黒で決めて乗るんだぁ。」
「かっこいいね。」
そんな会話が心地いい。初めからこんな関係でいればよかったな。
「友達」・・・それでいいんなだよね。

今日はあの方の誕生日。
一月前、「身一つで逢って」とあの方が言った。
あの方の為のプレゼント、渡さなきゃ終われない。なぜかそんな気がした。自分勝手な想い。
「今日はいけそうにありません。ごめんなさい。」というメール。「いいんです。私の勝手な想いです。明日、マリーナに行ってください。神様がいたずらしなければ私の想いが届くはずです。」プレゼントをマリーナのフェンスにかけた。感謝の手紙を添えて。

帰り道、想い出の場所を回ってみた。一緒に眺めた夜景。あの方のお気に入りの店。
初めてキスした駐車場。
最後に触れた指の感触が蘇る。


こんなに好きだったんだ・・・・・。

あなたに向き合えたなら
もっともっと愛してもらえたのに・・・。

手がとどかなくなって
切なさや悲しみが込み上げてくる。

好きでした
愛していました

あの指の感触さえ疑ってしまう自分の弱さ
あなたを信じきれなかった弱さ

あなたを苦しめたかしら
あんなたは何ともないのかしら

ちょっと鬱みたい・・・・・。
明日は笑えるかな・・・。

「飲んでるよ」ってメールが来た。
「逢いたいな。やっぱり無理?」
「うん!」

淋しいな。逢いたいな。
あなたは何て思ってるのかな?
もう、ただの友達なのかな?

「我が儘言ってごめんね。でもいつか逢える?」

返事がなかった。

「困らせてごめん。ゆっくり楽しんで。飲み過ぎないでね。おやすみ。」

明日の朝、メールが来なければ終わりなのかも。覚悟、要るかな?

ちょっと泣けてくる。
あなたがいいのにな・・・。

「今の僕には個人的な付き合いよりいろんな人との友達関係がいいんなだけど・・・。」
「じゃ、気まぐれだったのかな?」
「違うと思う!だけどこのまま関係が深まれば
お互いの家族に犠牲が出てきそうだから。僕はそんなに器用じゃないよ!」
「もし付き合うならルールを決めればいい事かもしれない。先生の都合に合わせる事はできるし、逢えなくても割り切れる。たとえ逢えるのが半年後でも、気持ちが繋がっていれば頑張れるから。」
その返事はまだもらっていません。
でも、最後に逢った時、交わしたキス、繋いだ指の感触は、いい加減な気持ちじゃなかったことの証。私にしか解らない事実。
「今日も仕事がんばります。先生も頑張って。
気楽に楽しい恋しましょ」
やっぱり大好き。
先生がいい。先生じゃなきゃ駄目。
こんなにこんなに好きになっちゃいました。

一目逢えたら「好きです」って伝えよう。
素直に正直に。
「あなたが大好きだから上手に付き合えるようにがんばります。」って言うんだ。

相変わらずあの方からは朝のメールが届く。
いったいどう思ってくれてるの?

そんな事聞けない、聞かない。
一瞬でも私を思ってくれてるんだもん。
私のアドレスに送信する一瞬だけでもね。


さりげない事だけ返信して
実は先生のメール何度も読み返したりして。
着信音が鳴るとドキッとしてしまう。

最後に逢って10日たっちゃった。
次は絶対先生から誘われるまで「逢いたい」って言わないって決めてる。

追っかけてるって思われたら負担になる。
でも、放っておくと「まぁいいや」って。
微妙で不安定な関係。
お金もあって趣味も多くて
外見も俳優さんみたい。
きっと遊んでるもん。
その他大勢の一人じゃ嫌だけど、
今はまだ結論出さない。
だって、好きになっちゃったんだもん。

お馬鹿な私。

私が「先生」でなきゃいけないように
「せんせい」にとって「私」じゃなきゃなんないっていつか思ってくれたら・・・。


あり得ない事なのかもね。
でも
好きなんだよね。
もうすく先生の誕生日
合えるかなぁ・・・・・・・・・・。

パソコンの接続不良でさきほどやっと復旧しました。
暫く日記書いていない間にいろんな事、あった。


きっと私があまりに好きになってしまって
あの方には負担になってしまったみたい。
「友達じゃ駄目ですか?」なんて突然の言葉。

時間かけてゆっくりでも好きになってほしい。
そんな魅力ないのかなぁ・・・。
友達は大激怒。
「ヤリ逃げ」って言われても仕方ない事してるじゃん!って。

でも、「きみを好きになっていい?」って言ってくれた言葉、嘘じゃなかったって思いたい。
だから、今はじっと我慢。
それでも毎日かかさずメールをくださるのだから・・・。


「逢いたい」って言ってくれる日が来るかなぁ。
「好き」なんて贅沢は言わないから
せめてお茶くらいさそってくれないかなふぁ・・・。
こないだまでの日記、読み返すと泣けちゃう。

あんなにあの方を感じていられたのにね・・・。
私、そんなにいけないかなぁ・・・。

あの方の望むままでいたい。
とっても都合のいい女でもいい。
だって


好きになっちゃったんだもん・・・。

うっっっっっっっっっっっっっっっっ

日記でしか泣けないじゃんか。
先生の馬鹿っっっっっっっっ!


いかんいかん、
可愛い女になるんだもん。

明るくて脳天気で
ちょっとエッチな女

逢いたいとは言わないけど
男の都合には合わせる素直さ

たまにわがままいうけど
聞き分けがいい頭のいい女
なってやろうじゃん


あなたがのぞむならね。

ほんのちょっとでいい、
あなたの気持ち、聞いてみたい。
言葉になんてしなくていいって言うけど
逢う事さえままならない
どちらかに何か起こってしまっても
消息不明になって自然消滅。
そんな不安定な関係だから
たまにはあなたのささやきが欲しい。

そんな気持ち、あなたには重荷かも。

あなたが好きだから
あなたが望む恋をしたい。
そして最後は・・・

もう最後を考えてる。
確かなモノは
ぬくもりだけだから・・・。

「おやすみ」ってメールないと不安だって言ったのに。
音沙汰なしじゃ辛いよぉ・・・。
先生のばか!

あの方が好きだという丘の上の喫茶店。
夜は夜景が綺麗に見える。
仕事で疲れきっているのに
このまま帰れないって感じ。
もちろん、あの方は家族サービスの日。
メールもままならないからお誘いもしない。
ただ、あの方の好きな空間を味わいたくて
一人で片道一時間、車を走らせた。

丘からせり出してる分、夜景が広がってて
一番角の席はガラス玉に包まれたような気分になる。
きっとあの方もこの席がお気に入りなんでしょうね。

静かに流れる洋楽とあたたかいコーヒー。
何をするでもなく、ただいろんな事に想いを巡らせる。

何故か涙が溢れた。
理由などありません。
ただただ、自然に流れただけです。

一人っきりで泣いた後、
元気な自分になれるから。

誰にも見せられません。
きっと、あの方にもね・・・。

この景色と空間をくれただけで幸せです。
もう、「逢いたい」なんて言いませんから。
あなたを困らせませんから。
ずっと聞き分けのいい彼女でいますから。

だから

このまま、あなたの心のほんの片隅に
私を置いてくれますか?

今日先生は名古屋で勉強会。
そうゆう事、もっと早く行ってくれればいいのになぁ・・・。
九時半頃、「まだ勉強中」ってメール。
「頑張って。私も残業中。もし逢えそうなら電話してね。」
そのまま連絡なく11時半・・・。
「もう帰っちゃった?今日はなんだか逢いたかった」とメールした。
12時過ぎ、電話がなって
「今、終わったよ。出来が悪いからしぼられちゃった。本当は早く終わったら逢いにいこうとおもってたんだけど、こんな時間になつちゃった。もっと時間ある時、ゆっくり逢おうね。」
「うん・・・。でも、こんな時しか逢えないから。先生、逢いに来てくれないでしょ?」
「そんな事ないよ。逢いに行くから。」
「逢いたいって思ってくれてるの?」
「思ってるよ。」
「よかった。片思いかと思った。」
先生の住む街まで走る間、
ずっと電話で話してた。
こんなに話したの、初めてかも。
「抱き合ってる時と声のトーンが違うね。」
なんだか恥ずかしい。

先生の忙しさ以上に今は私が忙しくて
逢える時間がとれない。
11月半ばまでどうやら休みがとれないみたい。
せめて、先生の腕の中で休ませて。
ほんのひとときでいいから・・。

また明日から頑張ろう。

あの方に出会ってから
全てのマイナスがプラスになった。
なんだか元気が溢れてくる。
そんな私を見て周りも元気になってるみたい。
「あなたのような人になりたい」と最近よく言われるようになった。

道にはずれた恋をしてる。
いわゆる「不倫」
でも
今の私の元気の素。
あの方の優しさが
私を包んでくれるから
私も優しくできるのです。

言い訳なのかな。

でも、
お互い築いて来たモノがあって
その為ならきっと別れを辛くしない二人。
お互いの成功を心から願うから
別れは次のステップへの前進だと思う。

つまり、
これが最後の恋って事。

こんなに元気もらって
私は何かしてあげられてるかな?

今日は学校で子供と万華鏡作り。
本当なら土日は仕事したいけど
主人は子供に無頓着。
だから私は仕事を休みにして学校に出かけた。

母だから当たり前なんだけど、
仕事がお客さんに合わせて店を開く仕事なので
土日がやっぱり集中する。
サラリーマンの主人がもう少し理解してくれてると楽なんだけどな。
彼も日頃は仕事ばかりで、
自分の精神状態を保つのが精一杯なのかも。
最近はゴルフが楽しいらしくて、
前みたいに爆発したりしなくなった。
精神科へもあまり行ってないみたいだし。
このまま少し落ちついてくれてたらいいな。

うちはさいふも別々で
主人のお給料がいくらなのか、全く知らない。
月に8万、貰ってる。
他に事務所の家賃を払ってもらってる。
彼が定年した時、困らないために
今密かにかれの名前の副収入を始めた。
初老の彼が路頭に迷わないためにね。

好きな車に乗り、ゴルフも好き放題。

でも、幸せじゃないんだよね。

お互い、癒し癒される関係にはもう戻れない。
でも、
父として、母としていたいから
この形をとった。
だから、お互い、恋は家庭外でという事は黙認している。

こんな夫婦もあるのかも。

どんな事があっても、子供の父は彼だから。

北海道にいるあの方から
時計台の写真付きでメールがきた。
「今、散歩中。これから夜の町に繰り出します。」
題名はいつも私の名前にハートマーク。
それだけでキュンとしちゃう。
こんな恋できる私は幸せです。
黙認してくれる主人にも感謝です。

ずっとこのまま、
あの方の彼女でいたいな・・・。

あり得ない事だけどね。

こんなにも元気で頑張れるのは
きっとあの方のおかげ。
ちょっと前までは家にいるのが辛くって
いつも用を作っては外出してた。
仕事にしてもなんだか義務感ばかり先走って
人を楽しませる余裕なんてなかった。

あの方と出会い、方の力を抜く事を知った。
そしたら堅いツボミが開くように
心の塊がほぐれていった。
そして、全てに感謝し、許せるようになつた。
そんな私に、周りが心を開くようになった。

家族でいる時間も増え、旦那も少しゆとりができたみたい。
精神科に行く時間も少なくなった。
仕事の虫でいる事もなくなった。

仕事も回り始めた。
今、みんなが楽しんでくれている。

全て、自分から始まってる。
そんな事すら気がつけず
ずっと暗い闇の底をさまよってた。

あの方が光を差し伸べてくれた。

いつかは失わなければならない恋。
でも、
今はあなたのモノでいたい。

いつか「愛してる」って言って貰えるまで
ゆっくり、ゆっくり
作っていきましょうね。

明日から三日間、あなたは北海道。
「淋しい」とメールした。
「どっか行っちゃう訳じゃないから。」
「そうだけど、おんなじ空、ながめられないでしょ?」

「旅行中もメールOKだからね。」

手のひらサイズのやりとりでしか
お互いを確認できない関係。
でも、
あなたからのお言葉があるって事に
ずっと感謝しなくちゃね。

子供を寝かせて深夜事務処理の為仕事場へ

ひととおり終わってあの方へメールした。

「飲んでるよ」

「まだかかる?」

「うん」

「逢いたい!」

「何処で?」

「。。。。。」

「僕、電車だよ」

「迎えに行くから」

「わかった。いいよ。」

という訳であの方の住む隣町の駅まで車を走らせた

片道40キロの微妙な距離。

電車から降りて来たあの方

珍しくスーツ姿。

やっぱり素敵。

自分の船があるというマリーナまで移動

海の風が冷たすぎて車から降りれなかった

「駄目だよ、こんな無茶しちゃ。」

「怒られると思った。でも、こうしなきゃ逢えないでしょ?」

そして甘い時間。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ごめんね」

「謝らないで。淋しくなっちゃう」

「そっか。ありがと」

・・・・それもどうかと思うけど・・・・

「先生、スキ」

「うん」

「先生は言ってくれないの?」

「責任とれないから」

「何かを求めてる訳じゃないから」

「そんな簡単にそんな事は言わないの。今までもそうしてきた。」

　　あの方の中にいる誰かを感じた瞬間。

「わかった。もう無茶はしないから。」

「うん。」

初めての夜、嬉しいはずの涙が淋しい涙になった。

ゆっくりあなたに愛される自分になっていきます。

「一つだけ、約束して。

　ある日突然消えないで」

「どうゆう事?」

「メールアドレス突然変えたりして

　そのままさよならなんて、しないで。

　せめて最後の時くらい、逢ってさよならしてほしい」

「うん、わかったよ。」

もう、別れを意識してる。

だって、いつかは来るんだもんね。

悲しみの覚悟くらいしとかないとね。

逢いたい

この先、いつ休めるか解らない。

スケジュール帳は目一杯。

あなたとのスケジュール

書ける訳ないけど

あなたのスケジュールに

私との時間はありますか?

あなたが決めてくれなきゃ

私の予定、決められない。

「研修」って事じゃなきゃ

お客さん断れないんだからっっっっっ。

なんて、言えたらいいんだけどな・・・。

あの方の休みは木曜と日曜。

私は無休。

夜しか出られないのに

あの方は英会話にテニスにバスケット

医師会の会合にPTA。

忙し過ぎで私の入る隙なんてありゃしない。

逢えない時間が愛育てるのさぁ~なんて

ちょっと(すっごく)古いけど

絶対逢わなきゃわかんない事もあると思う。

なんて、ただ逢いたいだけです。

睡眠時間が3時間になっても

逢いたいなぁ・・・。

逢いに行ったら嫌われるかなぁ・・・。

頑張る元気、ほしいんだけどな・・・。

抱きしめてほしい。

あの方の匂い、感じたい。

なんだかそっけないメール。

不安になる。

あの方のぬくもりが欲しい。

唇を重ね、体を感じ

心が一つになる瞬間

やっぱり求めてしまう。

贅沢ですね。

今日は久々のお休み
珍しく旦那も祝日なのにお休みなので
家族でお出かけします。

昨日、あの方からのメールで
家族で食事に出かけた時
黒のボルボ見て私かもって思ったらしい。
そんなの、いっぱいいるのにね。
私もポルシェ見るとあの方の姿、運転席に探してる。
でも、家族でいる姿、見たくない。
私と二人でいる時のあの方だけ知っていればいい。
私の家族の事も気にかけてくれて
やさしいけどお母さんの私なんて見せたくないんよ。
「もっと裸になればいいんだよ」
そうなんだけどね~。なかなかなれないよね~。
「服をぬげばいいんだよ」
んんんんんっっっ!ただのすけべおやじ?!
「裸になるのは心の事でしょ?」
「心も体も一緒だよ」
やっぱ、すけべおやじだぁ。
でも、何故か許せるんよね。
他の誰が言っても「なんやねん!」って思うのにね。
心を裸にしてしまうと恋が去って行ってしまうような不安。
あの人の時みたいに・・・。
苦しいのは嫌。一人にしないで。
居なくならないって約束してよ。
なんて、そんな事、言えない。
「逢いたい」と言ったら
また「わかまま」って言われる。
「好き」って伝えたら
「熱くならないって言ったのに」って
冷めた言葉が返ってくるんじゃないか・・・。
そんな事ばかの考えてしまう。
私が好きになると
その人に何かが起こってしまう。
昔の彼は交通事故
あの人は娘が難病になってしまった。
神様は私に恋をするなと言ってるのかな?

あの方には絶対幸せでいてほしい。
だから
「好き」って言わない。
「逢いたい」って伝えない。
もう、一人で泣くのは辛いです。

「じっくりと作っていかなくちゃね、
こうゆう関係は。
一度に熱くなるんじゃなくて
時間をかけていこうね。」
深夜お互いの用事を済ませてからの待ち合わせ。
あの方は逢うとすぐにキス。
人気のない駐車場で力一杯抱きしめられた。
「スーツがしわになつちゃうね。」って言いながら
私を確かめるように体中優しく触れる。
狭い車の中じゃ距離が近すぎて
私のドキドキが聞こえちゃいそう。
こんなに強く抱きしめられたら
ブレーキ効かなくなっちゃいそう。

でも、二人の関係、じっくり作っていくのなら
いまのままがいいのかも。

信号待ちでのキス
運転中に繋いだ指先
確かにあの方に染まってる自分がいる。
このまま、ずっとこの関係でいられたらいいのに・・・。

最初はパソコンで一日一回のやりとりだけで幸せだった。

いつしか携帯でのやりとりが始まって
朝の挨拶とおやすみの言葉が日課になった。

たまに誘ってくださるティータイム
ほんの一時間、あの方と向き合って
あの方の声を聞き
あの方の暮らしを知る時間。
それだけで幸せだったのに・・・。

私はわがままです。
もっともっとあの方を感じたい。
あの方の匂いに包まれていたい。
そう願ってしまう。

「逢いたい」と言ってしまったら
またこの幸せが逃げて行ってしまいそう。
「あの人」の時みたいに・・・。
悲しい恋、しすぎました。

最初にあの方に出会っていたら
傷つく事もなかったのかも。
でも、
傷ついたから
あの方の優しさが身にしみるのかも。

別れ際、何故か涙が溢れた。
「泣いちゃだめ。泣いてるのはじゅんこじゃないよ。」
過去をふりかえらず、この先の私を見ていてほしいと想った。
「一人でいろいろ抱えてつらいけど
楽しくいなきゃだめだよ。」
優しく抱き寄せてくれた。

ありがとう。

じっくり、作っていきましょうね。
かけがえのない関係を・・・。

仕事で気疲れすると誰かに甘えたくなる。
あの方の住む街の近くまで海の風を感じるため
車をはしらせる。
テニス帰りのあの方からのメールに
「逢いにいったらご迷惑ですよね?」と返信。
「嬉しいよ。何処にいるの?でも、僕汗かいて汚いよ。はずかしいなぁ。」
「急な事でご迷惑ですよね。ごめんなさい。
海の風にあたって帰ります。」
でもあの方は逢いに来てくれた。
いつもは向い合せなのに
今日は初めて隣にすわった。
海を眺めながら他愛ない話をした。
突然腕を捕まれ抱き寄せられた。
おっきな体で目一杯の力で抱きしめられる。
ふと何故かあの方の淋しさが伝わって来た。

いつも明るくって元気でマイペース。
私は元気をもらっているけど
あの方にとって何をしてあげられるんだろう・・・。

何も聞かない。でも、何だか解り合える。
そして、こうしてる時間が明日への力になる。
そんな関係でいられたら・・・。

いつも穏やかなあの方の
秘めた情熱を感じるようなキス。
何も言葉はいらないね。
あの方の匂いにつつまれながら
心がみたされていくのを
じっくりと感じたひとときでした。